交通事故の和解金とは

交通事故が起きた時、事故が起きてから、当面は治療費に関してや通院費用関して、車両の修理費等については大きな問題となってくるのですが、最終的には和解金がトラブルの引き金になってしまうケースがあります。
この和解金というのは何を示しているのかというと、示談金と評されることもありますが、様々な過失によってお互いに保証を行い、最終的にこの和解金を持って示談ということにするため、それ以降は今回の事故においてお互い一切の不服申し立てなどをせず、きれいさっぱり忘れましょうと言う意味を持っています。

示談書を作成しますので、ここで示談金と言われることもありますが、多くの場合で和解金と示談金というのは同じものだと思っていて良いでしょう。
示談書作成する際にはもちろんここでの和解金についても決定しているものになるのですが、この金額に納得がいかないのであれば示談書にサインをするべきではありません。

和解金は決まりがない

和解金というのはいくら払わなければいけないと言った決まりがないため、交通事故にあってどれだけの損害や怪我があったのか、等についての部分最終的な金額が決まってきます。
この和解金に関してはそれぞれの保険会社同士がある程度話し合いを行っていくことになるのですが、金額に納得しない状態で示談書にサインをしてしまうとその後の異議申し立てができなくなってしまうので注意しましょう。

また、和解金についての話し合いを進めていく中で最終的には上記したように示談書を製作しなければなりませんので、タイミングも大切になります。
まだ治療途中の段階から和解金について話し合いをするというのはあまりにも無謀であり、気が早いといえます。
なぜならば、治療を行っていく中で症状固定のタイミングを待ち、その後後遺症の懸念があれば、後遺症認定の申請を行わなくてはならないからです。

その前の段階で示談を成立させてしまうと和解金を受け取ることができますが、万が一でも後遺症認定が行われた際には、後遺症に対しての保証が行われなくなってしまいます。
死亡事故などが起きてしまった際にはいつからこのような話し合いを始めても問題ありませんが原則として症状固定が進み、その後に後遺症認定の申請を行った後で和解金についての話し合いを進めていく方が良いといえるでしょう。
当然ながら保険会社としては和解金を少しでも少なくするため何とか被害者に対して少ない和解金で示談を成立させてくれるようにお願いしてくるのですが、仕事を休まなければならなかったという部分や、自分の見た目にも傷が残ってしまったなどの場合には自分が納得できるだけの和解金が支払われるまで応じる必要はありません。

保険会社から治療を始めてから数ヶ月が経過しているためなどと言われると、なんだかこれ以上治療を行うのが申し訳ないような気持ちになってしまい、和解を検討してしまう人もいるようですが、ここは冷静に考えていくようにしましょう。

精神的な部分が大きく関係する

上記のような和解金というのは主に精神的な部分が大きく反映すると言っても過言ではありません。
その他の部分についてはそれぞれで通院費や入院費、また車の修理費など目的に応じて支払が行われるのですが、精神的な部分については慰謝料として受け取るしかありませんので、ここで納得ができるかできないかで大きな違いがあります。
もちろん納得できるまでは示談に応じる必要がありませんが、どうしても保険会社側や加害者側も納得してくれないといった場合には弁護士を通じて自分が求めている和解金の提示をしていくようにしましょう。

なぜそれだけの金額を求めているのかということがしっかりと明確になれば、加害者側としては支払わざるを得なくなります。
安易に妥協して示談書にサインをしてしまうべきではありません。

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